≪1日目≫ | ||
新千歳空港からレンタカーを借り、スーパ ーで夕食と明日の朝食、昼食の食材を仕入れ て夕張岳ヒュッテへ向かう。 シューパロ湖越しにくっきりと夕張岳が見 られた。写真の右の山体の一番左が山頂であ る。 林道入り口から車止めまで約9キロ走り、 そこから荷物を持って15分ほどでヒュッテ に着く。 今日はわれわれを含めて5名の宿泊者だっ た。 |
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シューパロ湖越しの夕張岳 | ||
≪2日目≫ | ||
朝、ヒュッテでコーヒーとパンで食事をし て荷物は置かせてもらって出発。 すぐの沢沿いにオオバミゾホウズキがあり、 その後登山口までにノビネチドリとシロバナ ノビネチドリが見られた。 ノビネチドリを夕張で見たのは10数年ぶ りで、この写真は帰りに撮ったものである。 |
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オオバミゾホウズキ | ||
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ノビネチドリ | シロバナノビネチドリ | |
登山口から山頂までは7.1キロの道程だ。 まずは冷水の沢を目指す。下の方の樹林帯に 花はコンロンソウやズダヤクシュなどが咲き、 クルマバツクバネソウとツクバネソウが見ら れた。 クルマバツクバネソウは葉が6枚、ツクバ ネソウは葉が4枚と違いがある。 その後、ミヤマハンショウヅルの咲いてい る花が一つ見られて冷水の沢に着いた。 |
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クルマバツクバネソウ | ||
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ツクバネソウ | ミヤマハンショウヅル | |
ここで少し休憩して歩き出すが、ここから 少しずつ花が見られるようになる。ただまだ この時期なので種類は限られている。 ヒロハヒメイチゲ、ウコンウツギ、エゾヒ ョウタンボク、コヨウラクツツジ、ムラサキ ヤシオツツジなどで、どちらかというと木本 の花が多い。 |
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ヒロハヒメイチゲ | ||
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馬の背コースとの分岐を過ぎ、やや急な登 りをしばらく続けると石原平に出る。 ここはシラネアオイの群生地として知られ ている。 今年は例年より開花が早かったのか、終わ りかけのものが多かった。ちょっと残念な気 分。 |
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エゾヒョウタンボク | ||
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シラネアオイの群落 | ||
少し歩いて望岳台に着く。ここから芦別岳 が見えるが今日はくっきりとは見えていない。 ちょっと休んで先に行く。トラバース気味 にササのある道を歩く。エンレイソウ、シロ バナエンレイソウ、エゾノイワハタザオ、フ ギレキスミレ、サンカヨウ、ミヤマスミレと 次々と出てくる。シラネアオイも標高が高く なったためかきれいな花を見せてくれた。 圧巻はツバメオモトだった。あーちゃんが 「ここはツバメオモトロードだね。」とにか く咲いている数がすごい。こんなに咲いてい るのをここで見たのは初めてだ。 |
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シロバナエンレイソウ | ||
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エゾノイワハタザオ | フギレキスミレ | |
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サンカヨウ | ツバメオモト | |
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憩いの沢までにも短い雪渓を渡るところが 残っていた。 エゾノリュウキンカが咲き始めていた。咲 き始めの花はどれをとってもきれいだ。 前岳湿原は半分ほど雪に覆われていた。 雪が解けてしばらくするとここにも湿原の 花が見られるが今はまだその状態ではない。 夕張岳が雲間から光が一部差した状態で見 えた。帰りには青空の下でくっきり見えるだ ろうと期待していたが、もっと曇り空になっ てしまった。 |
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シラネアオイ | ||
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エゾノリュウキンカ | 前岳湿原と夕張岳 |
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