八ヶ岳


                       2023年6月4日〜5日


    天気予報で晴れマークが2日続いていたので、八ヶ岳の横岳にツクモグサを見に行くこ
  とにした。
   
  八ヶ岳のツクモグサが咲いているとの情報はあったが、いつ頃から咲いているのかが確認できていない。
  6月上旬なので、まだ見られる花もあるだろうとこの時期に行くのは10年ぶりになる。これまでも毎
 年ツクモグサを見に行く計画は立てていたが、5月下旬から6月初めにかけて入山2日目に晴れる日程が
 なかなかなかった。

   ≪1日目  
     中央高速から甲斐駒を始め、北岳や間ノ岳
  がはっきり見え、天気は快晴。八ヶ岳PAで
  は雲一つない空に甲斐駒や八ヶ岳の雄姿が見
  られた。

   今日は行者小屋でテント泊。

   美濃戸口で美濃戸までの道を聞いたところ、
  車高の高い車でないと通れないとのことで、
  美濃戸口に停めて歩くことにする。

   イカリソウやヤマツツジ、レンゲツツジを
  見ながら林道とアプローチ道を歩く。
    イカリソウ
 
  ヤマツツジ レンゲツツジ
     美濃戸に着いたら、結構車高の低い車も停
  まっていた。美濃戸までは何度も来ているが、
  この時期は久しぶりだし、2日前の各地に被
  害をもたらした雨の影響が分からなかったの
  で、今回は慎重策をとった。

   南沢を歩く。ここも10年ぶりになる。

   この時期にはホテイランが見られるが、す
  べて保護されており、咲いているものの写真
  が撮れる位置にあるものは少なかった。
    ホテイラン
     ホテイランの生息地を過ぎ、南沢を最初に渡
  る橋のたもとにツバメオモトが咲いていた。こ
  の一株以外には見られなかった。

   日曜日の午後とあって、多くの人が下りてく
  る。一方でこの時間に登っている人は全く見ら
  れなかった。

   行者小屋までに見られた花は、コミヤマカタ
  バミ、コイワカガミ、キバナノコマノツメなど
  だった。

   美濃戸口から歩いたこともあるが、10年前
  に美濃戸から歩いた時よりずいぶん長く感じた。
  実際コースタイムより時間もかかっていた。
 
  ツバメオモト
 
  コミヤマカタバミ コイワカガミ
         行者小屋に着くと気温は10度ほど。
     
     ダウンを着てテントを張ることにしたが、
    ここでトラブル発生。

     ポールが繋がらない。何とかしようとして
    いたら、そのすぐ上でテントの前で休息して
    いた人が見に来てくれて、これはポールの中
    のゴムが伸びているんですよと教えてくれ、
    ゴムを短くして切ることを勧められ、手伝っ
    てくれた。出発前にテントは確認してきたが、
    もう4年間使ってなく、ポールの中のゴムが
    伸びていることは想像もできなかった。その
    人曰く、「よくあることですよ。」
  キバナノコマノツメ  

                                                                      ≪続く≫

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