「山の天気」ではこの日谷川岳は曇りだっ た。水上の天気は晴れで気温が相当高いこと が予想される。 関越から見ると双耳峰がくっきりと見え、 雲も全くかかっていない。そこで天神平から 登ることにし、巖剛新道を降りるかそのまま 西黒尾根を降りるかはその時の状況で決める ことにした。 ロープウェイを降りるとスキー場にはニッ コウキスゲがちらほら咲いていた。 キバナノニガナとシロバナニガナも混在し て咲いていた。 |
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双耳峰の山頂 | ||
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風はほとんどないが、気温は28℃となっ ていて相当暑い。 コバイケイソウが見事に咲いていたが、山 頂付近にも見られるのでそのまま歩く。 熊穴沢避難小屋に着いたときは二人とも汗 びっしょり。 6月に歩いた時には天神尾根の道の両側に イワカガミが咲き誇っていたが、もうすっか り花は終わっていた。 ベニサラサドウダンはところどころ残って おり、マルバシモツケが見られた。 |
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ニガナ | ||
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ベニサラサドウダン | マルバシモツケ | |
月曜日ではあるが、ここを登っている登山 者は結構いるし、もう降りてきている人も数 組見られた。 熊穴沢避難小屋からは日影もほとんどない ので、30分ごとに休憩を取り水分補給をし っかりすることにした。 ハクサンシャクナゲが見られた。万太郎山 から仙ノ倉へ続く尾根を見てAさんが、「き れいな尾根ですね。ああいうところを歩いて みたいな。」 |
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ハクサンシャクナゲ | ||
6月上旬にまだ雪田が残っていたところは、 もうすっかり雪は消えていた。 そこにはハクサンチドリが点在して見られ たが遠くて写真には撮れない。 少し登って肩の小屋に着いた。 ここのベンチで少し休んで、荷物を置いて 山頂を往復してからここで昼食にしようかと 聞いたら、持って山頂まで行きましょうとの ことで、そのまままずはオキノ耳へ行くこと にした。 |
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ミヤマキンポウゲ | ||
ヨツバシオガマがちょうど咲き始め。きれ いな株がたくさんある。 トマノ耳近くにはコバイケイソウのちょう ど満開の株がいくつもあり、ハクサンボウフ ウも見られた。コバイケイソウは久しぶりに 見た花だ。 トマノ耳を素通りするとベニサラサドウダ ンやウラジロヨウラクのちょうど見ごろの木 があり、タカネナナカマドも咲き始めていた。 |
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ヨツバシオガマ | ||
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コバイケイソウ | ハクサンボウフウ | |
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さらにカラマツソウとオノエランがあった。 オノエランは帰りがけにトマノ耳近くでも 3株咲いているのに出会った。 ミヤマダイコンソウもところどころで見ら れ、もう終わりかけだったゴゼンタチバナも あった。 |
ウラジロヨウラク | ||
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カラマツソウ | オノエラン |
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