家から425キロ。蔵王温泉に着いたのは ちょうどお昼だった。平日なので駐車場は無 料。駐車場には少し雪が残っていたが、ここ まで全くの夏道だった。 昼食後、ロープウェーを2つ乗り継いで、 山頂駅で降りる。スキーやスノボ客と観光客 であるが、観光客のほうが多い。日本人と中 国系の人たちばかりだった。 ロープウェーの中からから樹氷を撮ってみ た。 |
![]() |
|
ロープウェーから樹氷群 | ||
快晴で無風。こんな時はないと思うほどの 天気だ。 今日はスノーシューで登るつもりだったが、 雪は固く、また歩く道も踏み固められていた ので、結局一度も使わなかった。 今日は山頂駅から地蔵岳に登り、そこから 蔵王連峰の最高峰熊野岳を目指す。 地蔵岳へはほぼ直登であるが、このあたり の樹氷はまだなんとかモンスターの形をとど めていた。おそらく降雪が最近は少なかった ためだろう。時期的にももう終わりに近いよ うだ。 |
![]() |
|
スノーシュー | ||
![]() |
ロープウェーの中からも鳥海山、月山、朝 日連峰、飯豊連峰がややヘイズがかった空の 上にきれいに見られたが、地蔵岳へ登る途中 からはそれぞれが真っ白にくっきりと見られ た。 ここまで東北の山々が見られるとは想像も していなかったのですごくうれしい。 あーちゃんも「すごいね! ここまで全部 見られるとは。」と感動していた。 |
|
樹 氷 | ||
![]() |
||
朝日連峰 | ||
![]() |
||
右に鳥海山、左に月山 | ||
約20分で地蔵岳に到着。 前方に熊野岳が見えた。 登山道に沿って木の柱が立ててあり、万一 視界が悪くなってもそれを探せば迷わない工 夫がされている。今日は視界も良好、風もな く全くそういう恐れはない。 目印の柱には大きなエビのシッポもできて いた。 |
![]() |
|
熊野岳 | ||
![]() |
地蔵岳から約45分で前方が開け、刈田岳 方面が現れた。 すぐ近くに熊野岳避難小屋が雪に覆われ、 入り口だけが中に入れるように除雪されてい た。 ここからほぼ平らな道を10分で熊野岳山 頂に着いた。 前方には相変わらず鳥海、月山、朝日連峰、 飯豊連峰が望まれた。 |
|
エビのシッポ | ||
![]() |
![]() |
|
熊野岳避難小屋 | 熊野岳山頂標識 | |
帰りは来た道を引き返した。ロープウェー山頂駅近くで、ちょうど逆光の中のモンスターを撮った。 |
||
![]() |
||
樹 氷 | ||
|
天気予報から考えても初日に熊野岳に登るしかないと思った。ただ歩くのは午後になるため、 視界はあまり効かなくなるだろうと予想していたが、まったくの危惧に終わった。 これほどきれいに東北の山々が見られるとは思わなかった。2017年、今年はいい年になり そうだ。 |
トップに戻る | 山の花の道に戻る |
---|