スも全貌がきれいに見える。
勿論赤岳もくっきり青空に屹立している。
広い斜面を硫黄岳山荘に向けて下ってい
く。
コマクサの群生地が出てくるが、日当た
りの良い斜面でもまだ蕾の状態が多い。
キバナシャクナゲは残念ながらもう終わ
っていた。
硫黄岳山荘で少し休んでから再び歩く。
オヤマノエンドウも現れた。
ウラシマツツジもあったが、花はもうつ
けていなかった。
２７９６のピークからは横岳と富士山が
見られた。
岳の花の核心部である。
クモマナズナ、オヤマノエンドウ、チョウ
ノスケソウ、ハクサンイチゲが次から次へと
現れる。
あーちゃんが「こんなにチョウノスケソウ
が咲いているのは初めてだわ。」
日差しはあるが風が気持ち良い。
が見える。
昨日中央高速から見えた北岳や甲斐駒がき
れいに見える。
素晴らしい景色だ。
ていた。この花はウラシマツツジやキバナシ
ャクナゲなどとともに初夏も早い時期に咲く
花だ。
目当てのウルップソウはここまでにも咲い
ていたが、日当たりの良い場所にあるものが
多く、下の方は枯れかかっているのが多かっ
た。
日蔭に咲いていたこの株は見ごろだった。
例年なら今頃から７月上旬が見ごろだと思う
が、今年は５月に気温が高い状態が続いたた
め、早く咲いてしまったようだ。
く、蕾の状態の方が多かった。
シロウマナズナまたはキタダケナズナが見
られた。葉が根元でロゼット状になっていて、
葉には毛が生えているのがこのナズナである
が、ほんの少し毛が生えていたので多分間違
いないと思う。
かかったり鎖場があったりでなかなか面白い。
地蔵の頭までの下りも結構急な斜面があり、
梯子や鎖がかかっている。
ハクサンイチゲがまさに旬。きれいな株が
多くみられた。
タカネツメクサも岩場の水が少し滲みだし
ているところに見られた。
コケモモもところどころの岩の隙間で見ら
れる。
おり、そこからの見えるちょっとしたお花畑
だ。
チョウノスケソウ、ミヤマシオガマ、オヤ
マノエンドウが一緒に咲いてる。
チョウノスケソウも見ごろの花が多かった。
ここ八ヶ岳にあるが、今回は２か所で見られ
たにすぎなかった。
次から次に花が現れ、こんどはシロウマオ
ウギが見られた。これも横岳からさらに下っ
たところに何か所か見られたが、ようやく開
いた株は一株だけだった。
ミヤマキンバイもところどころで見られた
が、ようやく大きな株が見つけられた。
地蔵の頭手前の岩陰でミヤマオダマキが３
株見られた。いずれも咲いて間もない状態で
とてもきれいな株だった。
このあたりから富士山は雲に隠れてしまい、
赤岳の向こうの南アルプスの山々も雲に覆わ
れてしまった。赤岳に行ってもそれらの山は
見えないし、花も少ないので地蔵の頭から降
りることにした。
その途中できれいなツガザクラがあった。
硫黄岳近くでも見られたが大きな株だった。
梅雨入りしてから２回目の山であったが、この時期にこんなに晴れて気持ちの良い日が
２日も続くとはまさにラッキーだった。
見える範囲の山はすべて見えたし、花もたくさん見られ、満足の一日だった。
美濃戸 １３：２０ 赤岳鉱泉 １５：２３
赤岳鉱泉 ５：２５ 赤岩ノ頭 ６：４５ 硫黄岳 ７：１０ 硫黄岳山荘 ７：３３
横岳 ８：３９ 地蔵の頭 １０：３０ 行者小屋 １１：１６ 赤岳鉱泉 １１：４４
美濃戸 １４：００