筑波山


                          2023年3月16日


   今年の歩きはじめは2年前同様筑波山とした。できれば2月中に行こうと思っていたが、3
 になった。

  2年前には最初に現れた市営の駐車場に停めたが、歩いて筑波山神社に向かったところ、神社近くに民
 営の駐車場があったのを思い出しそちらに停めることにした。

     筑波山へ向かう途中の上空は晴天だが、霞
  がかかっている。風はなくこの時期としては
  暖かい。

   神社に入る手前で女体山が見えたが、空は
  曇っているように見える。

   朝、8時半ころだからか、神社にはまだ人
  気がなかった。

   ケーブルカーの始点から鳥居をくぐって歩
  き始める。

   このあたりは萬葉公園というらしい。
    神社入口から女体山を望む
       ここからケーブルカーに沿って上る。ここ
    は御幸ヶ原コースと言い、今までずっとこの
    コースを歩いている。

     2年前もほぼ同じ時間帯でここを歩いてい
    るが、今日は人がほとんどいない。

     しばらく杉の樹林帯を歩くと「関東ふれあ
    いの道」の標識があった。。
   御幸ヶ原コース始点  
       ケーブルカー運転のための準備が始まった
    らしく、モーターの動く音が聞こえだした。

     アオキの赤い実がところどころで見られた
    が、さすがに花はまだ現れない。

     途中であずまやを建てている場所があった
    が、帰りのコースにも同じような建築現場が
    あった。

     かなり大きな杉の木がたくさん見られるよ
    うになり、その先に男女川源頭があった。
  関東ふれあいの道の標識   
 
  スギの巨木 男女川源頭
     男女川の源頭には水が飲めるようにだろう
  かコップが置いてあったが、この時期に水滴
  は見られなかった。ただ、地面が濡れて光っ
  ていたので、水源であることは確かなようだ。

   ここからしばらく登って、ケーブルカー終
  点を右手に見て御幸ヶ原に着いた。

   男体山山頂が見えているが、霞がかかって
  いるので下界は良く見えないだろうと判断し、
  女体山方面へ向かうことにした。
  男体山山頂
     ここから先、途中に適当な場所がないので
  御幸ヶ原で昼食にすることにした。

   ベンチの外側にロープが張ってあったので、
  入ってはいけないところと思い、外でお湯を
  沸かして食べたが、あとでよく見ると火を使
  う場所がロープ内であることが分かった。

   女体山を経て白雲橋ルートを歩くことにす
  る。

   カタクリの自生地があり、見ごろが3月下
  旬からとなっていた。よく見るとところどこ
  ろにカタクリの葉が出ていた。もう少しで花
  が見られる。
  カタクリ自生地
     女体山手前から、いろいろな岩のパワース
  ポットが現れる。最初にガマ岩が見られた。

  ガマ岩
     女体山に到着。

   ここからは割合急な下りだ。しばらく下る
  保育園児たちが先生に連れられて登ってくる。

   聞くと50人くらいという。本来ならいく
  つかのグループに分けて、狭い急な道をお互
  いに譲りながら上り下りするのだろうが、小
  さい子供たちで元気も良いので、先生などが
  コントロールできないでほぼ勝手に登ってく
  る。やむを得ず先に通してもらった。

   奇岩が次々に出てきて、あーちゃんも「こ
  の道は飽きないね。」
    北斗岩
     これらの岩は、約7000万年前に地下深
  くに斑レイ岩というマグマが貫入したが、地
  上に噴出せずに地下でそのまま冷えて固まっ
  た。6000万年前に斑レイ岩を囲むように
  花崗岩が貫入し冷えて固まった。

   その後地殻変動で隆起し、地下深くの花崗
  岩と斑レイ岩が地上に露出し、風雨で浸食さ
  れて堅い斑レイ岩が残ってこのような奇岩と
  なったらしい。


   白雲橋コースは奇岩のパワースポットが見
  られるところを過ぎると林の中の単調な道が
  続き、ロープウェイ始点からの道に合流して
  筑波山神社に着いた。
 
  母の胎内くぐり 
 
  出船入船   弁慶七戻り 
 

 


    今年最初の山歩きを筑波山にし、御幸ヶ原コースで女体山を経て白雲橋コースで下山した。
    累積標高差は約650m、距離5.4キロだった。


  駐車場 8:30  男女川 9:59  御幸ヶ原 10:45  女体山 11:34

  酒迎場 13:46  駐車場 14:00



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