筑波山へ向かう途中の上空は晴天だが、霞 がかかっている。風はなくこの時期としては 暖かい。 神社に入る手前で女体山が見えたが、空は 曇っているように見える。 朝、8時半ころだからか、神社にはまだ人 気がなかった。 ケーブルカーの始点から鳥居をくぐって歩 き始める。 このあたりは萬葉公園というらしい。 |
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神社入口から女体山を望む | ||
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ここからケーブルカーに沿って上る。ここ は御幸ヶ原コースと言い、今までずっとこの コースを歩いている。 2年前もほぼ同じ時間帯でここを歩いてい るが、今日は人がほとんどいない。 しばらく杉の樹林帯を歩くと「関東ふれあ いの道」の標識があった。。 |
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御幸ヶ原コース始点 | ||
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ケーブルカー運転のための準備が始まった らしく、モーターの動く音が聞こえだした。 アオキの赤い実がところどころで見られた が、さすがに花はまだ現れない。 途中であずまやを建てている場所があった が、帰りのコースにも同じような建築現場が あった。 かなり大きな杉の木がたくさん見られるよ うになり、その先に男女川源頭があった。 |
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関東ふれあいの道の標識 | ||
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スギの巨木 | 男女川源頭 | |
男女川の源頭には水が飲めるようにだろう かコップが置いてあったが、この時期に水滴 は見られなかった。ただ、地面が濡れて光っ ていたので、水源であることは確かなようだ。 ここからしばらく登って、ケーブルカー終 点を右手に見て御幸ヶ原に着いた。 男体山山頂が見えているが、霞がかかって いるので下界は良く見えないだろうと判断し、 女体山方面へ向かうことにした。 |
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男体山山頂 | ||
ここから先、途中に適当な場所がないので 御幸ヶ原で昼食にすることにした。 ベンチの外側にロープが張ってあったので、 入ってはいけないところと思い、外でお湯を 沸かして食べたが、あとでよく見ると火を使 う場所がロープ内であることが分かった。 女体山を経て白雲橋ルートを歩くことにす る。 カタクリの自生地があり、見ごろが3月下 旬からとなっていた。よく見るとところどこ ろにカタクリの葉が出ていた。もう少しで花 が見られる。 |
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カタクリ自生地 | ||
女体山手前から、いろいろな岩のパワース ポットが現れる。最初にガマ岩が見られた。 |
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ガマ岩 | ||
女体山に到着。 ここからは割合急な下りだ。しばらく下る 保育園児たちが先生に連れられて登ってくる。 聞くと50人くらいという。本来ならいく つかのグループに分けて、狭い急な道をお互 いに譲りながら上り下りするのだろうが、小 さい子供たちで元気も良いので、先生などが コントロールできないでほぼ勝手に登ってく る。やむを得ず先に通してもらった。 奇岩が次々に出てきて、あーちゃんも「こ の道は飽きないね。」 |
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北斗岩 | ||
これらの岩は、約7000万年前に地下深 くに斑レイ岩というマグマが貫入したが、地 上に噴出せずに地下でそのまま冷えて固まっ た。6000万年前に斑レイ岩を囲むように 花崗岩が貫入し冷えて固まった。 その後地殻変動で隆起し、地下深くの花崗 岩と斑レイ岩が地上に露出し、風雨で浸食さ れて堅い斑レイ岩が残ってこのような奇岩と なったらしい。 白雲橋コースは奇岩のパワースポットが見 られるところを過ぎると林の中の単調な道が 続き、ロープウェイ始点からの道に合流して 筑波山神社に着いた。 |
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母の胎内くぐり | ||
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出船入船 | 弁慶七戻り | |
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今年最初の山歩きを筑波山にし、御幸ヶ原コースで女体山を経て白雲橋コースで下山した。 累積標高差は約650m、距離5.4キロだった。 駐車場 8:30 男女川 9:59 御幸ヶ原 10:45 女体山 11:34 酒迎場 13:46 駐車場 14:00 |
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