いつもの年なら歩き始めは高尾山とか奥多 摩に出かけていたが、去年山に行った回数も 少なく、また再度の緊急事態宣言の発出でジ ムが1月から閉鎖されていることもあって、 筋トレが不足している。 そこで標高も少し高く、結構急斜面でもあ る筑波山にした。 神社に向かう途中での女体山の山頂が見え た。 ケーブルカーの始点から歩き始める。 このあたりは萬葉公園というらしい。 |
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神社入口から女体山を望む登山口 | ||
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ここからケーブルカーに沿って上る。ここ は御幸ヶ原コースと言い、17年に一度登っ たことがある。しばらく杉の樹林帯を歩く。 風もなく気温が高いのでこの時期としては 結構汗をかきながら登る。 階段もあり、やや急な登りが一段落すると いったん下りになって男女川の源流に着いた。 近くには赤い実をつけているアオキが少し 見られた。この時期だからかまだ時間が早い からか、登山者は少ない。 |
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御幸ヶ原コース始点 | ||
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再び登りになるが少し行くとケーブルカー の終点の建物が見えてきた。 ほどなく御幸ヶ原に到着。ここで多少風を 感じたので、ウインドヤッケを羽織る。 まずは男体山へ。このあたりには結構大き なブナの木が見られる。以前には気が付かな かった。 15分ほどで男体山山頂に着く。タテハチ ョウが一羽もう飛んでいた。 |
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男女川源頭 | ||
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ブナの木 | 男体山山頂 | |
空は快晴であるが春霞がかかっていて足下 のつくば市街は見えるが遠くの山並みなどは 見られない。 御幸ヶ原に戻ってカップのスープとコーヒ ーを入れてお昼にする。あーちゃんが「この 時期は暖かいものがうれしいね。」 女体山を経て白雲橋ルートを歩くことにす る。たつさんは女体山までは歩いたことがあ るがそれ以降は初めての道となる。 カタクリの自生地があるらしい。もうあと ひと月もすれば見られるようになるのだろう。 |
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カタクリ自生地 | ||
このころになると、結構な人出となってい た。勿論以前のような状態ではないが。 女体山頂には多くの人がいた。 こちらが筑波山の最高峰であるが、男体山 は木の間越しにしか見られなかった。 |
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女体山山頂 | ||
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ここからロープウェイ方向に下る。 結構な急斜面が続くが、続々と人が上り下 りする。どうも人気のルートらしい。われわ れも初めて歩くが結構下ったようでいてさほ ど標高は下がっていない。 ただ面白いのは奇岩、怪岩がたくさんある。 それぞれに名前がついていて標識にそのいわ れも書いてあって楽しめる。 |
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男体山 | ||
約7000万年前に地下深くに斑レイ岩と いうマグマが貫入したが、地上に噴出せずに 地下でそのまま冷えて固まった。6000万 年前に斑レイ岩を囲むように花崗岩が貫入し 冷えて固まった。 その後地殻変動で隆起し、地下深くの花崗 岩と斑レイ岩が地上に露出し、風雨で浸食さ れて堅い斑レイ岩が残ってこのような奇岩と なったらしい。 これらがパワースポットとして楽しませて くれた。いくつか載せてみた。 |
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せきれい岩 | ||
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北斗岩 | 出船入船 | |
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大仏岩 | 弁慶七戻り | |
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白雲橋コースは奇岩のパワースポットが見 られるところを過ぎると林の中の単調な道が 続く。 ロープウェイ始点からの道に合流して筑波 山神社に着いた。 |
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母の胎内くぐり | ||
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今年最初の山歩きを筑波山にし、御幸ヶ原コースで男体山、女体山を経て白雲橋コースで下山 した。標高差は約550mであったが、二人とも多少の筋肉痛が生じた。トレーニングとしては 面白いコースだった。 駐車場 8:30 御幸ヶ原 10:12 男体山 10:32 女体山 11:30 駐車場 14:10 |
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