天気もいいことだし、今日は県民の森の駐 車場はいっぱいで道路わきに停めるしかない だろうと思っていたが、駐車スペースの脇に 止めることができた。 準備して早速歩き出す。 四十八瀬川に架かる勘七橋から見た上流方 面は新緑がきれいだった。 |
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勘七橋からの眺め | ||
上のほうで、ヤマフジがたくさん咲いてい た。 まだ木々の花は咲いていないだろうと思っ たが、バイカウツギが花を開き始め、ガクウ ツギも咲いていた。 ヤマツツジも一本咲いていたが、ここで見 られただけで、それ以降は見られなかった。 |
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バイカウツギ | ||
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ガクウツギ | ヤマツツジ | |
二股を過ぎて、小丸尾根に取りつく。 休憩をとりながらゆっくり歩く。ザックを 背負った背中には汗をかくが、止まると少し 風があって、ヒンヤリする。気持ちが良い。 「小丸まで2000m」の標識が出てきた。 しばらく歩いて、杉の林の道を登る。ここ は、ジグを切って登るがほぼ同じような緩い 傾斜に切ってあって歩きやすい。 |
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標 識 | ||
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暫くすると、広葉樹に替わる。左の写真の 左側が杉の林で右手がモミジを含む広葉樹の 林がしばらく続く。 そこを抜けるとまた杉の尾根道となり、途 中に「小丸まで1000m」の標識がある。 標高950m付近で短いヤセ尾根を通る。 この付近はアセビの木々があるが、花はも う終わっていた。 ここを過ぎると再び杉の林を登り、杉がな くなって、木の間越しに富士山が見えるよう になった。 |
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針葉樹林と広葉樹林の境界 | ||
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これだけきれいに富士山が見えたので、南 アルプスもきれいに見えるだろうと思い、た つさんは塔ノ岳まで足を延ばしたくなった。 上から降りてきた人に聞くと、山頂から南 アルプスが良く見えたという。 そこで二股分岐まで一緒に行って、そこか らたつさんは塔ノ岳を往復し、あーちゃんと 金冷シか花立山荘で合流することにした。 そのあとミツバツチグリを除いて、小丸尾 根で唯一の花といってよいヤマルリソウが見 られた。 |
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富士山 | ||
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小丸尾根は5、6回歩いているが、いつも 人が少ない。 今日は二股分岐近くで上から降りてきた人 数人と出会った。 二股分岐では秦野市の街並みが、空気が澄 んでいたためきれいに見え、相模湾もはっき り見られた。 ここから塔ノ岳まで少し早く歩くことにし、 バイカオウレンがいくつか咲いていた。 |
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ヤマルリソウ | ||
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大倉尾根からはたくさんの人が登ってきた。 塔ノ岳に着いて南アルプスのほとんどの山 は見えたが、いかんせんお昼近くになってい たので、かすんでしまっていた。それでも肉 眼では赤石岳や悪沢、農鳥、間ノ岳、北岳は 確認できた。 早々に下り、金冷シであーちゃんと合流し た。 |
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バイカオウレン | ||
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間ノ岳と北岳 | 蛭ヶ岳と丹沢山 | |
ここからは大倉尾根を下るしかない。小丸尾 根は階段が全くないので快適でここ数年そこを 歩いているが、大倉尾根は久しぶりだ。 花立山荘のベンチでお昼にして階段の続く道 を下る。 途中でオキナグサが咲いているのに出会った。 丹沢でこのような花があるとは知らなかった。 |
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オキナグサ | ||
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小丸尾根の往復の予定が、空が澄んでいたので塔ノ岳まで足を延ばした。残念ながら南アルプス の山々はかすんで見えただけだった。 大倉尾根の一部を下ったが、あーちゃんも「もうここは下りたくないね。」 唯一この尾根でオキナグサが見られたことが収穫だったが、天気も良くさわやかな登山だった。 県民の森駐車場 7:49 二股分岐 11:22 塔ノ岳 11:53 駐車場 15:25 |
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