愛山渓への道はもちろん初めて。舗装され た道路で気持ちがいい。 愛山渓温泉の駐車場には7台の車が停まっ ていた。 朝早いので、まだ上空には一部青空が見え る。 事前にいろいろ調べていたとしても、初め て来て歩くところは何となくわくわくする。 |
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愛山渓温泉 | ||
ポンアンタロマ川に架かる橋を渡って三十 三曲りを行く。道は石を組み合わせて土台を 作ってあったり、とても整備されている。 このころには全面曇りとなり、あーちゃん が、「今日は一番天気がいいはずだったのに ね。」という。「早朝晴れていても、そのあ と霧が出て一旦曇りになるけど、9時ころに は必ず晴れるよ。」とたつさん。 両側がササになって緩い登りをしばらく歩 くと北鎮方面との分岐に出る。このあたりに、 イワハゼの赤い実とシラタマノキの白い実が あった。 |
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イワハゼの実 | ||
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少し歩くと視界が開け、沼の平に着く。 半月湖の周辺には、エゾオヤマリンドウと チシマワレモコウの残り花が見られた。 この時間帯はまだ空は全面雲に覆われてい た。 |
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シタラマノキの実 | ||
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エゾオヤマリンドウ | チシマワレモコウ | |
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木道が半月湖の周辺を通って少し登り気味 になると、ミヤマバイケイソウやミヤマアキ ノキリンソウ、ミヤマリンドウ、コモチミミ コウモリなどが咲いており、アオノツガザク ラまで残っていた。 ほかにも、モミジカラマツやハクサンボウ フウ、ウメバチソウが見られた。 |
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半月湖 | ||
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ミヤマバイケイソウ | ミヤマアキノキリンソウ | |
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コモチミミコウモリ | ミヤマリンドウ | |
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風もない沼の平の木道を歩くが、さわやか でとても気持ちが良い。 六ノ沼からは永山岳方面が見え、山頂部は 雪で覆われているのが見える。山腹の紅葉も きれいに見えてくる。 このころ(8時半ごろ)になると、空がだ んだん晴れてきた。 上空には2機のヘリが飛び回っている。初 冠雪のニュース映像を撮っているらしい。ヘ リに向かって手を振ってみた。写してくれる かな? |
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アオノツガザクラ | ||
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永山岳、安足間方面 | 沼の平 | |
あーちゃんが、「おなかが空いてガス欠になってきた。」と言うが、もう少しで裾合平と旭岳が 見えるのでそこまで歩こうと促す。 ハイマツの中をくぐり、1590のピークに着いて、裾合平と旭岳の大展望が見えた。 「いやー、すごい景色だね。!!」「ここに来てよかったね!!」 |
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旭 岳 | ||
旭岳の初冠雪と紅葉のセットだ。 旭岳山頂部は雲がかかっており、ここで大 休止として、雲が切れるのを待つことにする。 時間をおいて登ってくる人が到着し、一様 に「素晴らしい景色ですね!」。 旭岳方面はこの時間、やや逆光で、PLフ ィルターが十分効かないので青空が薄く撮れ てしまう。 紅葉も赤が今一つ足りない。標高が高くな いので致し方ない。 大雪の紅葉の特徴として、緑が3種類あり、 それがきれいな一因と思っている。ハイマツ の濃い緑、ササの薄い緑、そして草の黄緑だ。 それに空の青、黄、オレンジ、赤と草紅葉 だ。 |
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熊ヶ岳 | ||
コーヒーを沸かし、おなかを満たしながら、山頂部の雲の切れ間を狙う。 大雪で冠雪と紅葉は2001年の秋に大雪高原沼に行ったときに見て大感激だったが、それ以来だ。 |
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旭岳、熊ヶ岳と裾合平方面 | ||
十分に堪能して、当麻乗越まで行き、そこ から引き返す。 今日は次の予定を考えて2時までには愛山 渓に戻ることにしている。 空はだんだん快晴に近くなってきた。 帰りがけに永山岳方面の紅葉を写す。 |
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六ノ沼と永山岳方面 | ||
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永山岳方面の紅葉 | ||
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最盛期ではなかったが、紅葉と初冠雪を青空の中で楽しめた。そんな中でまだ咲いている花も 少しであるが見られた。 こんな素晴らしい天気に恵まれ大満足だった。今度はここを花の季節にぜひ訪れてみたい。。 愛山渓 6:28 三十三曲がり分岐 6:52 北鎮との分岐 7:57 沼の平 8:15 当麻乗越 9:45 沼の平 12:02 愛山渓 13:40 |
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