途中の家々の庭は、丹精込めて色々な春の花が きれいに咲いている。さっそく日蔭沢沿いに歩く。 アズマイチゲ、ニリンソウ、ユリワサビ、スミ レがあちこちに顔を出している。 スミレはだいぶ撮ったが、名前がわからない。 高山に咲くスミレは種類も少ないので違いが分か るが、低山に咲くスミレはあまりにも数が多く、 同定もなかなか難しいこともあって、名前を確定 する自信がない。 したがって、撮った写真を後でまとめることに したい。 アブラチャンが咲いていた。 |
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アブラチャン | ||
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アズマイチゲが数株咲いていたが、足を踏み入 れないようにとの看板があちこちに立っており、 望遠を忘れたのでアップで撮れなかった。 城山に行く道を歩く。 日蔭沢に沿って、ニリンソウやヨゴレネコノメ がたくさん咲いている。 |
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ニリンソウ | ||
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マルバネコノメソウも少しであるが咲いていた。 城山へは行かずに、途中から高尾山への道を歩 く。うっそうとした杉の林が続き、左手下には小 さな沢の流れがある。 ようやくつぼみをつけてその顔を見せかけたエ ンレイソウが一株あった。 スミレはいくつか見られた程度。 ほどなく高尾山と小仏峠の道の大垂水峠の分岐 周辺に出た。 |
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ヨゴレネコノメ | ||
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マルバネコノメソウ | エンレイソウ | |
ここを城山方面に行くと一丁平に行くことにな るが、まだサクラは咲いていないようなので、高 尾山に向かった。 ここで少し休憩し、早めの昼食をとった。 春休みということもあって、家族連れがたくさ ん来ていた。 |
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高尾山 | ||
下りは琵琶滝のある6号路を降りることにした。 ここにも2,3種類のスミレとヤマルリソウが 咲いていた。 少し薄日が漏れてきて、気温はこの時期として は高い。 |
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ヤマルリソウ | ||
階段の道を下る。登山道を階段にしておかない と雨で道がえぐれてしまうこともあって、こうい う措置をするのは仕方ないことだが、登山者には あまり好ましくない。 すぐに沢に降りた。ここもヨゴレネコノメやユ リワサビが結構咲いている。 今まで見なかった紫の濃いスミレも見られた。 コミヤマカタバミは日蔭あたりにもあったが、 まだ開き切っていなかった。このあたりでは、 光を受けて花を開かせていた。 琵琶滝を過ぎるとここの少し離れた2か所にハ ナネコノメが咲いているところがある。 この花の咲く時期は早く、もう赤い葯のついて いる花は見られないと思ったら、まだきれいな花 が残っていた。 |
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ユリワサビ | ||
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コミヤマカタバミ | ハナネコノメ | |
そしてケーブルカーの横を通って、薬王院に 到着。 ここから高尾山口の駅まではサクラが満開で きれいだった。 さて、スミレである。 スミレを同定しようと思ったら、花と蕊と葉 とさらに茎や葉に毛があるかどうかとかいろい ろ写してようやく何とかなりそうに思われる。 しかしそこまでやろうと思わないため、葉と 花の違うものを写してみた。 エイザンスミレとヒナスミレではないかと思 うもののほかはよくわからなかった。下の写真 でも同じものがあるかもしれない。 |
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薬王院 | ||
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エイザンスミレ | ヒナスミレ | |
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今年の山の花の道の最初は、穏やかな日で、ふもとには桜が満開だった高尾山を訪れた。 多くのスミレを見ることができたが、スミレは難しい。 あーちゃんの膝の状態は何ともなかったのが安心材料。次はもう少し標高が高く長い歩きの山を 考えよう。 日蔭バス停 9:30 高尾山頂 11:00 登山口 12:40 |
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