高尾駅から小仏行きのバスで日影で降りる。 10人程度が降りた。準備をして沢周辺で 花を探してみた。降りた人のうち3人のグル ープが前方で写真を撮っていた。そこに近づ いてみたら右の写真の花が咲いていた。後で 調べてウリノキの花と分かった。 キャンプ場付近まで行って、ユキノシタと サイハイラン、シャガが残っていた。 少し戻って、沢を渡って尾根にとりつく。 |
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ウリノキ | ||
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ユキノシタ | サイハイラン | |
ここの尾根は一部にやや急なところはある が、ずっと土の道で高尾山名物の階段は一つ もないのでとても歩きやすい。 すぐに北東尾根の標識があったが、日影沢 林道に合流するまで標識はこれ一つだった。 オカタツナミソウが見られた。 |
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ただ一つの標識 | ||
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446の小ピークまで登りが続く。風がな いので結構汗が出る。 途中でギンリョウソウが2か所で見られた。 高尾山の1号路と同じように、この尾根で も南側は広葉樹、北側は針葉樹の林にきれい に分かれていた。 446のピーク以降は尾根道からところど ころ踏み跡がいくつも出ており、ここはやや 珍しい花が見られるようだ。少し歩いてみた がめぼしいものは見られなかった。 |
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オカタツナミソウ | ||
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446のピーク付近でエゴノキが満開に咲 いていた。これは高尾山方面でもたくさん見 られた。 フタリシズカも下山までいたるところで見 られた。ここのフタリシズカは多くの株で二 人より4人程度の花茎が多く、あーちゃんも 「家族が多いね。」 |
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ギンリョウソウ | ||
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エゴノキ | フタリシズカ | |
446から一旦少し下って再び登りになる。 アオイの葉が多くみられるようになったの で根元を探してみたがようやく一つだけカン トウカンアオイの花が咲いていた。 ほかにもホウチャクソウやアマドコロ、ミ ヤマナルコユリが見られた。 621のピークまでは一人の登山者が追い 越していっただけでほかに人には出会わなか った。 |
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カントウカンアオイ | ||
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ホウチャクソウ | ミヤマナルコユリ | |
621のピークを過ぎると小仏城山から降 りてくる登山者に出会うようになった。この 時刻で降りてくるというのはずいぶん早くか ら登った人たちのようだ。 追い越していった人が写真を撮っていた。 遠くからだがベニバナヤマシャクヤクが見え た。今回この花が見られるとは思ってもいな かったので嬉しかった。 その先にエビネランがたくさん咲いていた。 |
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ベニバナヤマシャクヤク | ||
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日影沢林道の合流部にも標識はなかった。 城山からも何人もの人が降りてくる。おそ らくベニバナヤマシャクヤクが目当てなのだ ろう。目当ての花がどこにあるかよく知って いる人が高尾山には実に多い。 ほどなく着いた城山は多くの人がいた。ま だ時間が早いので昼食は高尾山で摂ろうと考 えていた。 |
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エビネラン | ||
一丁平ではヤマボウシが満開だった。見事 な木がいくつかあった。 さらにアヤメも咲き始めていた。 山頂を巻くコースでもすれ違った人は多か った。ここのコースではマルバウツギやコゴ メウツギ、エゴノキが多く咲いており、ほか にスイカズラやわれわれが初めて見るオオバ ウマノスズクサがあった。 |
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ヤマボウシ | ||
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ヤマボウシ | アヤメ | |
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スイカズラ | オオバウマノスズクサ | |
途中で誰もいないあずまやがあったのでそ こでお昼にした。するとすぐ下の方で7〜8 人の女性グループが盛んに話しながら写真を 撮っている。2、3か所で随分と時間をとっ て話していた。 食事が終ってそこへ行ってみたらそのうち の一つでツレサギソウが咲いていた。これも われわれが初めて見た花だった。 山頂は人が多そうだったので巻き道を使っ て6号路から降りることにした。6号路は上 部が補修され、新しい階段が設置されていた。 途中でイナモリソウが見られ、最後にセッ コクを見て戻ってきた。 |
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ツレサギソウ | ||
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セッコク | ||
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裏高尾の北東尾根から城山、高尾山を歩いてきた。 ベニバナヤマシャクヤクやツレサギソウ、オオバウマノスズクサ、セッコクなどが見られた。 日影 8:26 446ピーク 9:18 621ピーク 10:08 城山 10:38 一丁平 11:07 駐車場 13:43 |
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