この時期には高尾山を歩いたことはないが、 セッコクが咲いていることやヤマシャクヤク もあるということは知っていた。そこでこれ らが見られそうなルートを歩くことにした。 ケーブルカーの清滝駅にセッコクが間近に 見られるという情報を知り、それを見て1号 路とまだ歩いたことのない3号路をとって山 頂に向かうことにした。 清滝駅周辺でセッコクを探してみたがわか らなかった。帰路、駅を再び見たら構内の木 に咲いているのが分かった。 シャガの残り花がところどころで見られた。 |
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シャガ | ||
1号路は以前下りに使ったことがあるが、 多くがコンクリの道で割合急なので歩きにく かった。初めて登りに歩いたがやっぱり歩き にくい。 さらに上にある店や薬王院などのごみを回 収する車や作業車などが走り、ここはもう使 うまいと考えた。 ほどなくユキノシタが咲いていた。 |
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ユキノシタ | ||
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少し時間が早いせいか、歩いている人は少 ない。 タツナミソウが咲いていた。これも初めて 見た花だ。一か所にまとまって咲いていた。 ケーブルカー終点近くでナルコユリが見ら れた。周辺にもう一株だけだった。 |
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ユキノシタ | ||
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タツナミソウ | ナルコユリ | |
浄心門に着いた。 ここから3号路へ進む。ここも今までに通 ったことがない。 ヒメウツギがたくさん咲いているが、その ほかの花は見られない。ヒメウツギは高尾山 を降りる時までそこら中に咲き誇っていた。 「ここの道には花がないね。」とあーちゃ んに言っていたら、そこからイナモリソウや ホシザキイナモリソウ、サイハイランなどが 見られるようになった。イナモリソウもホシ ザキイナモリソウも初めて見た花だった。 山頂に到着。 |
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ヒメウツギ | ||
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イナモリソウ | ホシザキイナモリソウ | |
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サイハイラン | 高尾山頂 | |
いつものこの時期なら山頂は大勢の人がい るだろうが、今日は日影で休む人たち50人 くらいだろうか? 少し休憩してから城山に向かった。 途中には花はほとんど咲いていなかった。 城山から大垂水峠への道を行く。 ササバギンランが残っており、カンアオイ の仲間と思われるが葉に紋様のあるのが見ら れた。同定はできていないが花は大分経った もののようだった。 |
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ササバギンラン | ||
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この道では、キンランも見られた。ササバ ギンラン同様にこれも終わりに近かった。 さらにフタリシズカやエビネランも見られ た。 |
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カンアオイの仲間 | ||
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キンラン | フタリシズカ | |
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小仏城山から高尾方面へ戻る。 一丁平からは山頂へは登らず巻き道を歩く。 今日は富士山は全く雲の中に隠れており、 また一丁平からは山頂まで階段が続くので、 巻き道にした。 この間にもヒメウツギがたくさん咲き、エ ゴノキやスイカズラ、ガマズミなどの木本の 花がたくさん見られた。 |
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エビネラン | ||
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エゴノキ | スイカズラ | |
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下山は6号路をとった。ここにセッコクが 咲いているそうだ。木の高いところにあるら しいので、望遠で撮るしかないだろう。 琵琶滝の下方で、谷側で何人もがカメラを 構えたり、喜び合ったりしていた。 セッコクが見られた。杉の木の枝にピンク の花を咲かせていた。また別の一本の木には 多くの枝に見事についていた。 なお、今日の目当てのベニバナヤマシャク ヤクは何とか花びらが残っている状態で見ら れた。 |
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ガマズミ | ||
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セッコク | ベニバナヤマシャクヤク | |
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高尾山でセッコク、タツナミソウ、イナモリソウなど初めて見た花に出会えた。セッコクが 実際にこのような状態で咲いているのを初めて見た。 スタートするときに、今日は5〜6時間の登山かなと考えていたが、7時間、距離15.5 キロ、累積標高差約1000mだった。 駐車場 7:26 浄心門 8:31 山頂 9:15 城山 12:01 一丁平 12:15 駐車場 14:26 |
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