ケーブルカーの始発駅である滝本までは、 自宅から100キロちょっとなので電車を乗 り継いでいくよりはずっと早く到着できる。 駐車場も平日とあってガラガラだった。 ケーブルカーの沿線両側はミツバツツジが 満開できれいだった。 終点の御岳山駅から歩き始めるが、この辺 りは標高800mなのでまだサクラが満開だ った。 |
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サクラ | ||
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赤いシャクナゲももうすぐ咲き始める様子 で、春から初夏への季節移りを感じさせるが 新緑は芽吹きはあるもののまだもう少し時間 が必要だ。 キブシが花をつけていた。 |
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サクラ | ||
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キブシ | キブシ | |
道の右側の草地には、ムラサキケマンやキ ランソウ、何種類かのスミレ、名前のわかる エイザンスミレなどが咲いていた。 空はほぼ快晴。風もほとんどなく、また登 山者もまばらで野鳥のさえずりだけが聞こえ る。 御岳神社に着いて、そこから大岳山には3 つのルートがあるが、真ん中の道をたどるこ とにした。 |
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ムラサキケマン | ||
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スミレ | エイザンスミレ | |
御岳神社をあとに、大岳山に向かった。 「天狗の腰掛杉」というのがあった。樹齢 約350年だそうで、天狗さまが腰かけられ るように枝が曲がって伸びている大木だった。 鍋割山分岐までの道には、スミレ類はたく さん見られたが、ほかにミツバツチグリやキ ケマン、ハシリドコロが見られ、分岐周辺に はカタクリも咲いていた。 |
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天狗の腰掛杉 | ||
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ミツバツチグリ | キケマン | |
またアズマイチゲがところどころに見られ た。 この辺り標高が1000mを超えており、 この高さにあるのは珍しいと思うが、ややま ばらな樹林帯であり陽が射さないためか十分 に開いた花が見られなかった。 |
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アズマイチゲ | ||
分岐から大岳神社までの道はほぼ覚えてお り、神社に参拝して、すぐにハシリドコロの 群落があったことも記憶にある。 ハシリドコロはようやく咲き始めの状態だ った。ただ、その先山頂までの道が全然記憶 にない。結構な岩場で、あーちゃんも「こん な道だったっけ?」 15分くらいで山頂に着いた。 富士山がきれいに見えていた。山頂には数 組のパーティーが休んでいたが、その後次々 に登ってきた。 |
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ハシリドコロ | ||
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大岳山頂からの富士山 | ||
お昼を食べて少し休んで、鍋割山を経由し て奥の院にイワウチワを見に行くことにした。 数年前に奥の院から鍋割山の途中で見たこ とを思い出したので、帰りがけに反対方向か ら歩いてみた。 鍋割山への道沿いにもたくさんのカタクリ が見られ、多くがちょうど見ごろだった。 ここを歩いているのはわれわれだけで、誰 一人とも出会わなかった。 イワウチワは残念ながら見つからなかった。 |
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カタクリ | ||
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カタクリはたくさん見られたが、イワウチワは見られなかった。もともと奥の院周辺にあった が数年前にはそこで見られず、鍋割山に向かうところに少しだけ見られたが、今回は見つけるこ とができなかった。 山頂駅 8:37 御岳神社 9:05 大岳山 10:45 鍋割山 12:12 奥の院 12:30 山頂駅 13:35 |
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