今日はマルガヤ尾根を歩くことが目的で、 その後は塔ノ岳まで行くか、鍋割山へ回るか、 前回の小丸尾根を降りるか決めていない。 前回から2週間経つと咲いている花の様子 はやはり変わり、ウツギがたくさん咲きだし ていた。一方でヤマブキはほとんど散って、 スミレも少なくなっていた。 尾根の取り付き点まで二股を過ぎて鍋割に 向かう林道を歩く。 ヤマルリソウがまだ残っており、ミツバツ チグリやムラサキケマンに加えてクワガタソ ウが咲き始めていた。 |
![]() |
|
ウツギ | ||
![]() |
![]() |
|
ヤマルリソウ | クワガタソウ | |
二股を過ぎてその先に見えた尾根が、多分 マルガヤ尾根だろうと写真を撮った。 尾根の途中にある928ピークが情報に載 っていたが、真ん中に見えるピーク様のはお そらくそれではないものと思われる。 |
![]() |
|
マルガヤ尾根? | ||
四十八瀬川の本沢を渡ってすぐのちょっと した広場の奥が尾根の取り付きである。 取り付くと踏み跡があり、道に近い状態に なっている。ヒノキの林の結構急な登りが続 く。 下は土の部分が多く、急ではあるが歩きに くいことはない。 そのうち細い尾根道が現れた。 |
![]() |
|
本 沢 | ||
![]() |
ここを越えると自然林の道となり、ヒノキ の大木もところどころに見られるようになる。 ちょうど新芽が出てきたころで、新緑がき れいだ。 やや広い尾根になってしばらく急登が続き、 大きなモミジの木が見えた。 あたりが緩い登りになって928ピークに 着いた。取り付きから約50分だった。 |
|
明るいヒノキ林の道 | ||
![]() |
![]() |
|
自然林の登山道 | モミジの木 | |
![]() |
928ピークから少し下り、ガレ場のヤセ 尾根を過ぎると常緑樹の林の中に入り、今度 は広い尾根になる。 このあたりは踏み跡がはっきりしない場所 もあるが、北に向かって適当に歩いていれば どこかで踏み跡が見つかる。 明るい尾根なので、左右の眺めも得られる。 ここの尾根で見られた花は、スミレやミツ バツチグリのほかに、キランソウ、トウゴク ミツバツツジにアセビだった。 |
|
928ピーク | ||
![]() |
![]() |
|
キランソウ | トウゴクミツバツツジ | |
![]() |
天気は快晴で風も弱い。確かに気持ちの良 い尾根ではあるが、小丸尾根に比べて急でも ある。 左側の鍋割山へ向かう尾根の向こうに富士 山や箱根方面の山々が見られるようになった。 南アルプスの赤石岳あたりも肉眼では何と か見えるが写真には写りにくいので、今日は 塔ノ岳まで行くのはあきらめた。 |
|
アセビ | ||
![]() |
||
富士山と箱根の山々 | ||
広い尾根の急登のあとカヤトが出てきて約 50mほど登ると鍋割山からの道に出た。 富士山と右側の鍋割山荘が見えた。 マルガヤ尾根は登り口付近に木の切り株の 上に小石が積まれてたケルンがあったほかは ピンクテープが2か所見られただけだった。 |
![]() |
|
分岐付近のカヤト | ||
![]() |
![]() |
|
富士山と鍋割山 | 小さな道案内 | |
南アルプスの山々の写真が撮れないことか ら、今日は鍋割山に行って降りることにする。 付近にまだマメザクラが咲いていた。 蛭ヶ岳を右に見ながら鍋割山に向かった。 鍋割山荘の前には10人くらいの行列がで きていて、みんな鍋やきうどんを待っていた。 |
![]() |
|
マメザクラ | ||
![]() |
![]() |
|
蛭ヶ岳 | 山頂標識 | |
|
マルガヤ尾根を歩いてきた。小丸尾根同様、階段もなく明るくて見通しの良い尾根だった。 もちろん歩いている人は一人もいなかった。 県民の森駐車場 8:00 二股 8:20 尾根取り付き 8:39 928ピーク 9:28 鍋割分岐 10:26 鍋割山 10:45 後沢乗越 12:08 二股 12:44 駐車場 13:04 |
トップに戻る | 山の花の道に戻る |
---|