高尾山周辺の山も新緑が芽生え始めていて それが春紅葉になってきてきれいだ。 6号路入り口までにもタチツボスミレやニ リンソウ、ヤマブキをはじめ、家々の庭の花 も含めて春真っ盛りといった感じだ。 |
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新緑の木々 | ||
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6号路を登りに使うのは初めてだ。 ここは山頂近くまでは階段がないのであり がたい。 1号路の方が花は多いらしいが、ここには ハナネコノメが少しある。ただもうほとんど 咲き終わっていた。ヨゴレネコノメも種をつ けていた。ミヤマカタバミもたくさんあった が、まだ陽の光が十分でないので開いている 花はなかった。その後、ニリンソウやスミレ サイシンが見られた。 琵琶滝を下から初めて見た。 |
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ヤマブキ | ||
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琵琶滝 | ニリンソウ | |
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まだ朝が早いので、ここを歩いている人は 多くない。トレラン者が2組抜いていった。 階段に差し掛かる前にヤマルリソウやシャ ガが見られた。「シャガってよく見るととて も可憐な花なのよね。」とあーちゃん。 そのうち階段が出てきた。年間約300万 人が高尾山に来るというが、それだけの人が 来る山であれば道が荒れるのを防ぐには階段 やアスファルト化はやむを得ないと思う。 階段の両脇にはシキミの花が満開になって いる。 |
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スミレサイシン | ||
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ヤマルリソウ | シャガ | |
チゴユリの小さな株がたくさんあり、中に は花をつけているものもあった。 階段が終ってアスファルトの道のわきに、 ジュウニヒトエの小さな株とセンボンヤリが 見られ、高尾山頂に着いた。 通り過ぎた5人の年配者から「今日はどこ を降りようか? 6号路にするかい?」との 会話が聞こえた。まだ9時を過ぎたばかりな のにもう山頂から下へ降りるのか、ずいぶん 早くから歩いているんだ、と思った。あーち ゃんは「きっと地元の人たちで毎日のように 高尾に登っているのよ。」 |
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ジュウニヒトエ | ||
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今日は用意していた地図を家に忘れてきて しまった。高尾周辺は良く歩いており、また 標識も完備しているので問題ないが、ニリン ソウを見に行く西山峠の分岐がどうだったか 覚えていない。 まずは大垂水峠を目指す。 ヤマザクラが満開だ。マルバスミレやクマ イチゴ、ミツバツチグリの花も見え、アオキ の花もあった。 途中の沢から水が染み出ているところに、 見ごろのヨゴレネコノメが群生していた。 |
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センボンヤリ | ||
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ヤマザクラ | ヨゴレネコノメ | |
国道20号を跨線橋で越すところが大垂水 峠だ。ここから関東ふれあいの道の湖のみち にはいる。 しばらく歩いて大洞山に着き、足元にヒト リシズカが咲いていた。 ここから小さなアップダウンがいくつか続 くが、咲き始めのトウゴクミツバツツジとヤ マツツジがほんの少し見られた。 |
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ヒトリシズカ | ||
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トウゴクミツバツツジ | ヤマツツジ | |
ここを歩くのは今日で2回目だが、この湖 のみちは思っていた以上に人と行きかう。 金毘羅山を過ぎた巻き道で見事なジュウニ ヒトエがいくつも咲いているのに出会った。 これほど立派なジュウニヒトエは初めて見た。 |
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ジュウニヒトエ | ||
この道にはいたるところにベンチがあり、 休憩スペースが作られている。5年前に来た 時よりさらに充実していた。 面白いのはベンチの上部に木の枝で作った 「リョック掛け」ができていることだ。おそ らく地元の山岳会の方々が手間をかけて整備 されているのだろうが、どこを見ても製作者 の名前が出てこないのが奥ゆかしい。 見晴台という場所にもベンチとリュック掛 けがあり、そのそばにホタルカズラが咲いて いた。 |
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見晴台のリュック掛け | ||
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見晴台から15分ほど歩いて鞍部に出、そ こにベンチと少し離れたところにテーブルと ベンチがあった。 時間的にも地形的にもここが西山峠と思わ れるが標識はない。ここでお昼にし、スマホ に入れていたアプリのYAMAPで見てみた ら、ここが西山峠であることが分かった。最 近はこういうアプリがあって便利だ。 テーブルとベンチのところに小さな看板が かかっており、“西山園地”と書いてあった。 入沢川へ抜ける道を下るとすぐにニリンソ ウの群生地があった。 |
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ホタルカズラ | ||
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ニリンソウの群生地 | ||
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かなり大きなニリンソウの群生地となっていた。 ここを目当てに下から登ってくる人がいた。ニリンソウは沢や湿ったところを好むがここは 緩やかだが斜面の群生地で、沢ではあるがまだ水はもっと下から湧き出る場所にあった。 ここから15分も下るとあとは高尾山口まではアスファルトの道を歩くことになった。 駐車場 7:45 高尾山頂 9:13 大垂水峠 10:24 大洞山 11:03 見晴台 11:43 西山峠 12:00 駐車場 13:43 |
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